1店舗のときは現場を見れば分かったことが、5店舗、10店舗と増えると見えにくくなります。売上ランキングだけでは、店舗の本当の状態は判断できません。
売上を「客数×客単価」に分ける
売上が同じ2店舗でも、客数が多い店舗と客単価が高い店舗では打ち手が違います。
- 客数が少ない:認知、立地、販促、再来店を確認
- 客単価が低い:商品構成、追加提案、価格を確認
店舗の規模差を考慮する
大型店と小型店を売上額だけで比べると、小型店は常に低評価になります。坪当たり売上、人時売上、計画達成率など、規模を揃えた比較も必要です。
時間帯と曜日を見る
日次売上だけでは、人員配置の改善にはつながりません。曜日×時間帯の来店数や売上をヒートマップにすると、混雑と空き時間が分かります。
本部と店舗で画面を分ける
本部は全店舗の比較と異常の発見、店舗は今日の行動に必要な情報を見ます。
本部向け
- 店舗別の計画達成率
- 前年比と平均との差
- 注意店舗
- 地域別の傾向
店舗向け
- 今日・今週の進捗
- 時間帯別の状況
- 在庫や人員の注意
- 改善対象の商品
まとめ
多店舗管理の目的は、店舗を順位付けすることではありません。違いの理由を見つけ、必要な支援や成功事例の横展開につなげることです。